先日、箕面市内のI様邸にて耐震改修工事が無事に終了しました。
どこの建物でも耐震改修工事前には、補強工事を行う部屋を一つずつ空の状態にします。
工事を最初からスムーズに進めていくのが最初のポイントで、それにはご家族様のご協力が不可欠です。
重たい家具やテレビなどは大工さん達で移動していますのでそこは問題ありません。
家には歴史と共に思い出や物が増えていきますので、事前に小物・割れ物・衣類等は箱詰め・袋詰めをお客様へお願いしています。
I様邸のご主人様は耐震工事前に、予め屋内の荷物を車庫の中へ移動してくださってました。
その甲斐もあって初日からスムーズに工事が進み、お客様は一日でも早く地震に備える事が出来て、工事を行う私達も工期が早まり、互いに大助かりの一言でした。
工事の導入にあたっては、奥様の足などが少し不自由な事もあり、主人さんがご家族の今後も考え「耐震改修工事をしておきたい」というお気持ちで工事へ着手しました。
今の時代すごく大切な事で、このコロナ渦の中で災害時に避難所等に人が集まれば、密集をさけれません。
また要支援者など、介添えが必要なご家族がいらっしゃる家庭では、避難所で満足のいく介助はほぼ不可能です。
各ご家庭で事前に出来る対策が大小様々ですがあるはずです。
その一つがこの耐震改修工事なのです。
皆様も一度ご家族で話し合い、実行する機会かもしれません。
耐震化をしていない地震の被害度合よりも、耐震化をした修繕費の方が安くつくので、それは一日でも早い方が良いです。
耐震工事を行う9割のお家が仮住まいを必要としない‟住みながら行う”リフォームです。
日ごとに工事の進捗を見る事が出来、お客様自身も肌で感じれる為、完了後の感動・安心感・満足感は他のリフォームと比べ物になりません。
I様のご主人さんからも大工さん・クロス屋さんの仕事ぶりに大変喜んでいただいてました。
私自身はこれで災害から1つのご家族・建物・思い出を守れると思うと、非常に嬉しい限りです。