皆さんこんにちは。
宮島です。
昨日、奈良県の三郷町で外壁の塗装工事が終わりました。
4月〜5月頃は奈良県行政からの広報や耐震化の訴求で昭和56(1981)年以前の木造住宅を対象に、耐震診断の案内が配られている様です。
※写真は奈良県広陵町の広報より。
奈良県に限った範囲で言えば、生駒市や橿原市などは平成12年より以前に建てられた全ての家が耐震診断の補助範囲ですが、昭和56年以前の建物がベースとなっている市町村はまだたくさんあります。
その為、昭和56年〜平成12年の間に家を建てたお客様は診断を希望しても補助対象外となり、数万円の診断費用が全額自己負担…
初夏のこの季節は、無料でも診断を行なっている私たちの会社へ直接問い合わせが増えるんですよね。
耐震診断は家全体を診て耐震性を判断していきますので、家の人が今まで気づけなかった小さな問題などがあれば、すぐに気付く事が出来ます。
大きな問題が起こっている場合は、たいてい家の人も気付いていますが、小さな内に発見できれば、安く解決出来る方法もお教えできますので、受けられた方は必ず受けて良かったと言ってもらえます。
※大抵は何も無い事の方が多いです。
今回、D様邸では、床下でお風呂場からの水漏れを発見。
お家の人も近くお風呂をリフォームされたかったのですが「雨漏れだけはまずいですね」との事で、先に外壁の塗装を行う事になりました。
今回はお風呂のリフォームの予算も確保しておきたいとの事で、一般的なシリコン(しかし高寿命のラジカル制御入り!)を行う事に。
また、電気線の引き込みを仮止めしているアンカーが外壁を割って外れていた所がありましたので、私の方で関西電力さんの保守を手配しました。
これがもし、お風呂専門の業者さんにお風呂のリフォームだけ相談していただけならそのままお風呂をリフォームするだけだったかも知れません。
その後、1〜2年の内に雨漏れからの2次的な問題が発生していたらと思うとゾッとします。
今回は白蟻の薬と屋根裏の虫の入り口を塞ぎまして、ついでに蜂の巣もごっそり掃除しました。
ここまで来るとついでなので、塗装中にしっかりとアンカーの補修跡も綺麗に治しました。
外壁もむちゃくちゃ綺麗に仕上がりまして、いい感じ!
ここまで全部解決すると、私も気持ち良かったです。
Dさま、ありがとうございました!