長野県で震度6弱の激しい揺れを観測した地震から22日で1か月になります。被災地では今も100人余りの方が避難生活を余儀なくされていて、地元の自治体では、仮設住宅の建設など避難生活の解消に向けた対応を急いでいます。
「巨大地震はいつ起こってもおかしくない。」大変恐ろしい現実です。
無感を含めますと年間数千から数万回ともいわれる地震群のなかから、甚大な被害をもたらす巨大地震の発生を予測するのは至難というのがいまの地震学の現状です。実際、今回の巨大地震はほとんど「想定外」とされていました。
ただ、以前からテレビ番組等で出演されていたアマチュア天文家「串田嘉男」氏は、この長野県の地震も「予知していた」らしいです。
さらに最近では、来年平成27年2月にマグニチュード7~8の地震が、琵琶湖を中心とした近畿地方に発生すると発表されていますが、最新の予知では5月に延期されました。本当に起こるのであれば、早急に対策を取っておかないと大変な事態になりますが…
串田氏の地震予知方法はとてもユニークで、全国のFM放送の電波を使って予知するというものらしいです。地震の前になると放送電波が聞こえるレベルではないが変化するらしく、
場所は、異常を検知したFM放送局のドーナツ範囲を重ねて一番濃くなった場所が発生場所だそうです。
時間は、前兆の始まりがあり前兆のピークそして前兆の終わりがありしばらくして地震発生が起きるというパターンから時間が分かるといいます。別の文献からこれら手法を引用させていただいてるのですが、私にはいまいち理解が出来ませんでした。
果たして地震は予知できるのでしょうか。同氏のような方もいますが、今のところ、巨大地震の発生を予測するのは至難というのが地震学の現状です。
地震研究の最終目標は、地震の仕組みや現象の分析、解明だけではありません。それは地震を予知し、事前に被害を最小化させる。本当に地震が予知できる時代が来ればと、切に願います。