こんにちわ。朝晩の冷え込みがきつくなってきました。
寒い日が続いているにもかかわらず、汗をかいているダイエット診断士の近藤です。
今回は奈良県生駒市で市の補助金を利用した屋根の葺き替え工事が終わりましたのでその時の様子をお伝えします。
閑静な住宅街にある生駒市のA様邸。
市役所さんの補助金を利用して耐震診断をさせていただいたお家さんですが、以前から屋根の傷みを気にされていたとの事。
台風で飛ばされて補修されていた所もあり、屋根の葺き替えも検討された事があるとおっしゃっていました。
A様は耐震の事もお勉強されていて、屋根を軽くするのが耐震性を向上させるという事もご存じでした。
阪神淡路大震災以前の建物は和風の瓦が乗っているお家が多いのですが、その瓦の下には大量の土が入っています。
この土と瓦を降ろして、軽い屋根材を乗せると建物の頭を軽量化する事ができます。
今回の補助金申請は少し特殊なケースでしたので記載しておきます。
まず、耐震診断を受けていただくとお家に点数がつきます。
1.0以上あれば、震度7クラスの揺れがきても建物は一応倒壊しないと言われています。点数を上げるために屋根を軽くしたり、家の中の壁を補強したりするのです。
各市町村によって条件は違いますが、一定の点数を超える工事をされる場合に市の補助金を利用する事ができます。
生駒市さんの条件は現状の点数から0.3以上点数を上げて、且つ0.7以上の点数にする事です。
A様のお家は家の中の壁を補強しなくても、屋根を軽くするだけで基準をクリアするので、市の補助金を利用した屋根の葺き替え工事を進めて行く事になりました。
瓦と土を降ろした後は構造用合板を張って下地を作っていきます。
下地ができたらルーフィング(防水シート)を張っていきます。
スレートの屋根を乗せていきます
職人さん達の頑張りのおかげで無事工事は終わりました。
↓施工完
今回は生駒市さんの50万円を利用した屋根の葺き替え工事が無事終了しました。
文中にも書きましたが、今回の補助金は屋根を替えるのに補助金が出たというのではなく、あくまでも耐震性を高める工事に対して補助金を出していただいたという事です。
(※屋根を葺き替えしても評点(耐震の点数)が0.7を越えなければ補助金は貰えません)
各市町村によって補助金の額、補助を受ける為の条件は異なります。
ご質問等ありましたら、一度弊社までご連絡下さい。
A様、この度は工事を任せて頂きまして本当に有難うございました。
また、何かありましたらいつでもご連絡下さい。
今年も残り1ヶ月!ラストスパートです!