皆さまこんにちは。神戸支店の宮島です。
今回は外壁塗装に使われるペンキの選び方のお話。
皆さんも塗料に悩まれる理由は”色々ある”と思います。ペンキだけに。
よく聞く言葉としては
「高い買物なので失敗したくない」
「みんな言う事が違う」
「種類が多すぎる」
などなど。
私はプロとして私なりの答えを抱えてはいますが、個人的には
「色々な担当者の話を聞いてみて、自分が腹落ち出来る内容説明と提案をしてくれた会社(人柄含む担当者)を選考基準にすればいい」
と思っています。
私が普段お客様に説明している内容としては
①「足場がタダになります」←大嘘
②「総床面積80〜100㎡の家で足場込み100万円前後」←これが世の中の相場感覚
③「自社オリジナルで作った高耐久のペンキ」←名前を変えただけのOEM
④「高い物は良いに決まっているが、予算もあるのでとにかく安くしてほしい。」←後々後悔しない為に、予算の事はひとまず忘れて各社の提案は最後まで聞いた方が良い。
などを毎回お客様へは伝えています。
今回ご紹介するシリコンREVO-IRは、結果的にお客様が選んだ理由として「コスパが良い」と言う部分で「保証期間」で選ぶ考え方のアンサーです。
↑の②で説明した点ですが、世の中の相場とされる5年保証の塗料は、延床90〜100㎡で約100万円ぐらいの工事金額になります。
これが10年保証のグレードに質を上げると130万円前後の工事価格になり、さらに15年保証になる上のクラスへ塗料を変えると150万円前後の工事価格になります。
実は減価償却の観点で工事価格を考えると、保証期間が長い高耐久な方が金額面でかなりお得なんですね。
・100万円の外壁工事÷60ヶ月(5年保証)= ひと月あたり16,666円
・130万円の外壁工事÷120ヶ月(10年保証)= ひと月あたり10,833円
・150万円の外壁工事÷180ヶ月(15年保証)= ひと月あたり8,333円
しかし「15年ペンキが長続きします」と言われても日本は地震大国になりますので、小さな地震の積み重ねなど「壁そのものが地震で割れてしまいペンキが破れた」場合は、どの会社でも保証外になります。
やはり10年~15年くらいでキチンと足場を立てて、ペンキではなく壁その物の補修は行った方が良いですね。
今回は3件立て続けに弊社で取り扱っている「中の上クラス」のペンキ「シリコンREVO-IR」で外壁塗装を行いましたのでご紹介します。
この塗料、遮熱効果が付いて8年保証なのでうまいこと間が取れていて、コスパに優れているんです。
まずは神戸市のI様の場合は、傷んだ漆喰と屋根瓦のズレ等を足場を立てている間にしっかり治しました。
吹田市のY様は、過去に撤去した蔦の跡の補修をしっかり行いました。
Y様お隣のI様も、今回揃って工事のご注文を頂きまして、壁の切れ目の補修・ケーブル引き込み口の補修・引き込み箇所の不良なども足場がある間にアレコレと手配させていただきました。
I様からはお褒めの言葉もいただきました。
皆様、ありがとうございました。