こんにちは。株式会社ナカタの近藤です。
暑い日が続きますね。
公園で水遊びをしている子供達をみているだけで癒されます。
昔、夏休みには何をしていたのかなーなんて感慨に耽っていると、甥っ子からの連絡が!
近藤「もしもし、どうした?」
甥っ子「あのさー、お願いがあんねんけど」
近藤「ん?」
甥っ子「夏休みに理科の自由研究があんねんけど、手伝って欲しいねん、お願い!」
甥っ子は中学2年生。理科の授業では地震の事を習っています。
皆さん、覚えていますか?初期微動(P派)や主要動(S派)、マグニチュードや
震度などもこの単元の授業で習います。
教科書をパラパラ見せてもらうと・・・これは使える!
甥っ子の自由研究もできてブログのネタにもなる!一石二鳥のテーマを発見しました。
というわけで夏休みの自由研究のテーマは「地盤の液状化についての実験」決まりました。
準備したのは:虫かご、砂、水、割り箸、竹串、消しゴム、接着剤、
ハサミ、カッターです。
立派なお家ができました!!
(Aは通常の基礎工法、Bは杭基礎と呼ばれる工法をモデルとしました。)
次に、砂に水を入れてかき混ぜ、
水分を含んだ砂地に作ったお家をたてまして、
さあ実験開始です!
カゴの両サイドを手で叩き、振動(地震力)を与えます。
表面には見えなかった水がどんどん上がってきてます
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結果、
Aのお家は倒れちゃいました。
Bのお家は液状化が進んだ後でも倒れませんでした。
お家の作りによっても被害の状況は全然違うのです。
液状化現象とは、地震の際に地下水位の高い砂地盤が振動により液体状になる現象をいいます。
液状化現象が起こると比重の大きい構造物が埋もれ、倒れたり、地中の比重の
小さい構造物(下水管等)が浮き上がってきたりします。
土質が砂を多く含むような土地で液状化が起きやすい理由として、砂は粒子が大きく
粘り気がないことがあげられています
実験後、甥っ子には「ありがとー」と言ってもらいましたが、
私自身も非常に為になった実験でした。
S君、来年もおっちゃんにまかせてや。