こんにちは。少しずつ秋らしくなって来ました。少しリバウンドしているダイエット診断士の近藤です。
今回は大阪府の箕面市で補助金70万円を利用した耐震改修工事が終わりましたのでその時の様子を書きたいと思います。
箕面市の閑静な住宅街にお住まいのI様邸。
大型のリフォームをご検討中で市役所の相談会に参加されていましたI様ですが、耐震診断の結果を踏まえてお家の耐震化とリフォーム工事を併せて行う事になりました。
大阪では6年前に大阪北部地震と台風の被害がありました。
その時に大屋根に被害が出たI様邸では大屋根を葺き替えされていました。しかし、被害のなかった下屋根は工事はされなかったとの事。
下の屋根の下には土がたくさん入っています。
市役所に補助申請するにあたって、屋根の軽量化を行う事になりました。
真夏の暑い日の作業になりましたが職人さん達は一生懸命作業してくれました。
瓦をメクると土が見えてきます。
瓦と土の重さを合わせると1坪で300キロ近くの重さがあります。
阪神淡路大震災や、今年の能登半島の地震でも土葺き瓦のお家は沢山の被害が出ました。
屋根を軽くするという事は建物の耐震化に非常に有効な手段の一つです。
土を取り除いたら屋根を乗せる為の下地を作っていきます。
下地の上には防水シートを乗せていきます。
今回乗せた屋根はケイミューさんの軽量瓦「ルーガ雅」です。地震にも台風にも強い商品です。
炎天下の中、職人さん達の頑張りでどんどん屋根ができていきます。
今年の夏は特に暑く、作業の速度も通常より落ちましたが問題なく終了しました。
施工前↓
施工後↓
屋根工事が終わった後は、中の壁の補強になります。
補強する壁を解体していきます。
補強部材を取り付けしていくのですが、
大きなお家で補強する壁は26ヶ所にもなります。
耐震ブレースを取り付けしたり、
構造用合板を取り付けしたりで補強していきます。
今回は箕面市の補助金(設計10万+改修工事60万)の合わせて70万円の補助金を利用して無事耐震補強の工事は終わりました。
現在は引き続き中のリフォーム工事に取り掛かっています。
完成しましたらまたご紹介させていただきます。
I様、引き続き宜しくお願い致します。