ナカタの診断士の三井です。南海トラフ地震についてお話しします。
南海トラフ地震は、フィリピン海プレートとユーラシアプレートとのプレート境界の沈み込み帯である南海トラフ沿いで発生する巨大地震のことです。南海トラフの地震は、約90 – 150年(中世以前の発生記録では200年以上)の間隔で発生し、東海地震、東南海地震、南海地震の震源域が毎回数時間から数年の期間をおいてあるいは時間を置かずに同時に3つの地震が連動していること(連動型地震)が定説とされてます。
地球の表面は、「プレート」と呼ばれる厚さ数十キロメートルの巨大な板状の岩盤に覆われています。 このプレートは、年間に数センチメートルから十数センチメートルという、非常にゆっくりとした速さで動いています。
土佐湾沖では、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込む動きをしています。
このため毎年毎年、2つのプレートの境界付近でひずみが少しずつたまっていきます。ひずみに耐える力が限界に達した時に、引き込まれたプレートが急に元に戻ろうとはね上がることにより地震が発生します。
地震が発生すると、東海地方、四国地方が大きく揺れます。さらに、海底地盤の動きによって海面が大きく持ちあがり、その波が伝わり沿岸域では津波が発生します。
資料によりますと、30年以内で、70%の確率で、南海トラフ地震は、起こるという予測が出てます。まずは、『自分の命は、自分で守る!!!』ことが大事です。そのために今何をしなければいけないのか?
今住んでる、お家の耐震診断おすすめします。(平成12年6月以前に建てられた木造住宅)
耐震診断は、人間で例えると人間ドックです。
個人、個人が出来ることもあります。大きな揺れから防ぐためにも、家具の転倒防止対策をされていくべきだと思います。あと防災時用の常備薬、水分、ラジオ、携帯電話の電池式充電器等など必要な物は、用意しといてください。いずれ来る巨大地震の時までに備えをお願いします。
ひと昔前は、お家をもつことが夢のマイホームだったと言われてきましたが、お家を購入することは、ふつうは、一生で一回の大きな買い物です。家を買った時の夢や希望に満ち溢れた気持ちを忘れずに、これからもお家を大切にしてください。