震災対策技術展 講演編

公開日:2016年06月08日 / カテゴリー:耐震日記, お知らせ

こんにちは、株式会社ナカタの今西です。

6月5日ブログ「震災対策技術展 大阪」に続き、
今回は技術展にて催されました NPO法人・人家街安全支援機構主催
「第227回 市民フォーラム」の模様をお届けします。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

第一部講演:

■「見たくないものを正視して大規模災害に備える」
名古屋大学  減災連携研究センター長・教授 福和伸夫氏
kouenn01

東北の大震災などでもてはやされました「想定外」という言葉。
福和氏ご自身のお宅の地震対策の例や、都市型災害について等、
現状を楽観視せず、いかに向き合い取り組むかをお話し頂きました。

■「大阪で心配な水害・水没」
関西大学理事・社会安全学部・社会安全研究センター長、教授
人と防災未来センター長         河田惠昭氏
kouenn02
「水の都・大阪」江戸時代以降多数の治水の元開かれ、
その水路の多さから(八百八橋)といわれます大阪市。
その切っても切り離せないこれら諸問題にいかに取り組むか
お話し頂きました。

 

第二部パネルディスカッション:
先の河田惠昭氏、福和伸夫氏のお二方に加え
国土交通省 近畿整備局 部長 小林稔氏
工学院大学 名誉教授 宮澤健二氏を迎えての
パネルディスカッションが行われました。
kouenn03
ホットな話題として4月に起きました熊本地震の事例や
被害状況についてのお話しが主なテーマとなりますが、
国・行政・住民(個人)の三者が災害へ如何に向き合うか等
色々なお話しがありました。

フォーラムを通して共通する事として
■「過去」や「経験」に如何に学ぶか。
歴史を紐解けば地震が起きないと言われた熊本でも過去に震度6規模の
地震発生の過去があります。会場となった大阪・梅田も元は淀川近くの
(埋め立て地)であったり、東北の震災では昭和に起きた津波被害を
教訓とした碑文により津波被害から集落が救われたり等、過去の経験や
歴史より如何に学び如何に行動するか。

■災害への備えを他人任せにしない
災害が起きれば国や行政だけが行動することに限界があります。
災害時に慌てて近所の避難場所へ向かうのではなく、常日頃
家族同士でご確認頂くことやお住いの地域についての情報を得る事等
個人個人が防災減災への意識を高め、一歩進む事が大切であると感じました。

 

いかがでしたでしょうか?2回に渡ってお送りしました「震災対策技術展」、
御覧頂きました皆様に何か一つ感じるものが御座いましたら幸いです。

対応エリア

大阪市

大阪市旭区、大阪市阿倍野区、大阪市生野区、大阪市北区、大阪市此花区、大阪市城東区、大阪市住之江区、大阪市住吉区、大阪市大正区、大阪市中央区、大阪市鶴見区、大阪市天王寺 区、大阪市浪速区、大阪市西区、大阪市西成区、大阪市西淀川区、大阪市東住吉区、大阪市東成区、大阪市東淀川区、大阪市平野区、大阪市福島区、大阪市港区、大阪市都島区、大阪市淀川区

大阪府

能勢町、豊能町、池田市、箕面市、茨木市、高槻市、島本町、豊中市、吹田市、摂津市、枚方市、交野市、寝屋川市、守口市、門真市、四條畷市、大東市、東大阪市、八尾市、柏原市、堺市、和泉市、高石市、泉大津市、忠岡町、岸和田市、貝塚市、熊取町、泉佐野市、田尻町、泉南市、阪南市、岬町、松原市、羽曳野市、藤井寺市、太子町、河南町、千早赤阪村、富田林市、大阪狭山市、河内長野市

兵庫県

神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町、明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、福崎町、姫路市、三木市、小野市、加西市、加東市

京都府

京都市西京区、京都市伏見区、京都市南区、京都市山科区、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、八幡市、京田辺市、南丹市、木津川市、大山崎町、久御山町、精華町

奈良県

奈良市、大和高田市、大和郡山市、天理市、橿原市、桜井市、五條市、御所市、生駒市、香芝市、葛城市、山添村、平群町、三郷町、斑鳩町、安堵町、川西町、三宅町、田原本町、高取町、明日香村、上牧町、王寺町、広陵町、河合町、大淀町

滋賀県

大津市、草津市、守山市、栗東市、野洲市、甲賀市、湖南市、東近江市、近江八幡市、日野町、竜王町、彦根市、愛荘町

和歌山県

和歌山市、岩出市、紀の川市、橋本市、海南市、かつらぎ町

三重県西部

名張市、伊賀市