こんにちわ。ナカタの診断士の近藤です。
普段は耐震診断を通じてお家の方と接する機会が多いのですが、お家の方からは様々なお家に関する悩みや相談事を聞くことがあります。そのような時にしっかりと正しい知識を教えてあげられるようになりたいと日々思っています。
先日、建築材料・住宅設備機器業界最大手の企業のLIXIL(リクシル)さんで「窓マイスター」の研修会がありましたので、ナカタの診断士全員で参加してきました。
大阪の南港にあるリクシルさんのショールームです。外観もそうですが、内装のオシャレさにビックリ!さすがです。
ショールームの中の会議室で行われた研修会メーカーの関係者、地元の工務店の方など
60名近くの方が参加されていました。
突然ですが皆様、「ヒートショック」という言葉をご存知でしょうか?
よく冬場になるとテレビ等でも取り上げられる為ご存知の方も多いでしょう
ヒートショックとは、家の中の急激な温度差がもたらす身体への悪影響のことです。 急激な温度変化により、血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすことがあります。
朝の6時から8時はトイレで、夜の18時から20時は浴室で亡くなられる方が多いという分析結果が出ています。
部屋ごとの温度差は、窓やドアなどに大きく影響を受けます。
冬の暖房時の熱が外部に損失する割合は窓からが48%、夏の冷房時の熱が外部から進入する割合は窓からが71%というデータも出ています。健康被害を少しでも減らす為には窓の断熱を考えるというのも1つの方法であるかもしれませんね。
朝の10時から夕方5時までの研修を受け、最後はテスト!
ナカタの診断士は全員が一発合格で「窓マイスター」の認定書をいただきました。
私達診断士は耐震に関わる事は勿論ですが、お家に関わる事は全て日々勉強です。今回研修で得た事を少しでもお家の方に伝えていけたらなと思っています。