皆さんこんにちは。
株式会社ナカタの宮島です。
今回もまたまたグルメのお話。
食べ物の美味しさにおいては『鮮度に勝る技術なし』と言う言葉があります。
しかし、その逆をいく発酵食品や乾物と言う分野もあります。
今回は干物のお話。
干物にもたくさん種類がありますね。よく耳にする名前だと[みりん干し] [天日干し] [一夜干し] などがあります。
私は最近感動した干物がありまして、それは「灰干し」です。
製法はその名の如く火山灰で魚を干します。
調べた所、低温で長時間かけ水分を魚から均一に脱水する為、魚の組織、成分の変化がほとんどないらしく、水分や魚臭成分であるアンモニアを吸収し、旨み成分であるアミノ酸、グルタミン酸を濃厚にする働きがあり、機械乾燥、天日乾燥に比べ油脂の酸化も少なく、焼き上げると味質がやわらかで魚臭さがなくなり、美味しい焼き魚に仕上がるとの事。
うんちくはその辺で切り上げまして、早速食べに行ってきた写真を。
まずはお店の看板から。
こちらのお店は少し変わった趣向のお店でして、昼は干物を扱った定食屋さん。夜は干物を扱った居酒屋さんです。(特に日本酒推し)
こちらはメニュー。今回は好物である「サバ」の灰干しにします。
いい匂いでやってきました。お箸で割くと、干物なのに生サバを焼いたような食感!
灰干しの魚は、美味し過ぎるので、骨まで食べられます。
ただの焼き魚では、味わえない感動がそこにありました。
梅田に3店舗、本町に1店舗あるそうなので、皆さんも是非近くに行った際は、是非ご賞味下さい。