皆様、お盆休みはいかがでしたか?
久しぶりに登場させていただきました白髪頭で年齢不詳の診断士、丸目です。
本当の年齢は今年で45歳になったばかりなのですが、診断中に、ご主人様や奥様に「さて、私は何歳でしょう?」と質問を投げ掛けると、必ずといっていいほど52歳?58歳ぐらいで言われます。
だからいつも落ち込んではいるのですが、無理に満面の笑みをかもしだし、必死で涙をこらえながら、診断をしてる毎日です(笑)。
さて、今回は”お家の頭”である「屋根」についてのお話をさせていただきます。
日本のお家は、和風のお家が多いので、壷や湯呑のように、土をこねて形を作り、かま場でで焼いた陶器と同じ「陶器瓦」がお家の屋根瓦として使われています。
瓦には「淡路瓦」「紀州瓦」「三州瓦」「伊万里瓦」など、有名な瓦もあり、お値段の方もピンからキリまであります。
お家によっては、洋風のお家であれば洋瓦(セメント瓦)などの瓦を使われているお家もあります。
しかし、やはり雨・風・日光に直接あたっているため、いつかは瓦にも寿命が訪れます。
それと、今とても「地震!地震!」と騒がれていますので”お家の頭”が重たいと、お家が倒壊する可能性が高くなります。
屋根瓦というものは、お家にとって非常に大切な部分となります。
よく、診断書のご説明の時に、針金のように細い棒の頭にピンポン玉をつけるか、鉄玉をつけるのかでは、その棒を「ポン」と横から押した時に棒の揺れ方が大幅に違うことの話をよくします。
ピンポン玉の方は揺れ幅が少なく、揺れが収まるのが早いのですが、鉄玉の方は揺れ幅が大きくなかなか揺れが止まりません。
ですのでやはり頭が重たいと、地震のように大きな揺れに見舞われた場合、お家が壊れやすいのではと思っています。
今、「屋根の軽量化」が流行しています。もし皆様のお家の屋根瓦が傷んでいたり、雨漏れなどをしているのであれば、屋根の修理をしなければなりません。
そこで同じお金を出すのであれば、地震から大切なお家を守るうえでも、ぜひ、屋根の瓦は軽い「軽量瓦」をお勧めいたします。
もし今、屋根のことでお困りの方は、問い合わせしていただければ、どんな種類の軽量瓦があるのか、また
その特性・長所・短所などお教えできますので、ご連絡の程よろしくお願いします。
屋根の葺き替え工事<一例>
施工前 ※土葺き和瓦。大変重く、地震対策には不利です。
まずは既存の瓦を取り外します。瓦の下にはご覧のように土が敷かれています。
土を取り、防水シートを貼り付けます。
施工後。屋根が軽量化されました。