4月下旬に東大阪市の方で耐震改修工事を行いましたのでご紹介させて頂きます。
今回は市の助成金制度を利用しまして壁補強と基礎補強工事を行いました。
4月に入ってようやく東大阪市に耐震改修工事の助成金を申請していたお宅で、市から着工の許可が下りました。
東大阪市では、耐震診断に4万5千円、耐震改修工事に工事金額の15.2%(上限60万円)の補助が受けられます。
「今回は木造住宅の耐震補強工事に関して45万の助成金を受ける事ができました」
非常に優遇された制度ですが、申請書類の作成と着工までに掛かる時間が長い事が難点のように思えます。
まだまだ自分の住んでいる市町村で行なわれている耐震改修の補助制度を理解されていない方々が多いので、まずは自分の住んでいるところがどのような制度なのか、一度調べてみてください。
壁補強では、壁量を増やすことと偏心率(重心と剛心のずれの度合)を改善し建物がねじれないようにすることがポイントとなります。
耐震診断の結果から補強の必要な箇所を割り出し、的確な位置に的確な強度の補強をする必要があります。
コンクリート布基礎にニュータフロンを塗布する事により、
コンクリート布基礎の引張り強度を向上させます。
床板をめくらず、床下から施工が可能なので、工期も短く安価に行えます。
現在、様々な補強工事や工法があります。まずは、耐震診断を行い、そのお家にあった適切な耐震リフォームをお考えになられてはと思います。