双子ちゃんの成長が日々楽しみな親バカ河口です。
新年明けましておめでとうございます!!
先日、神戸市垂水区、N様邸で耐震改修工事が無事に終わりました。
N様邸では屋根葺き替え工事、壁補強工事、白蟻工事等を行いましたが、
まず、診断を行うきっかけとなりましたのが、左後ろの以前診断や工事
させて頂きました様邸から当社の事を知り、耐震診断をする運びになりました。
N様邸のお家は昭和56年以降の建物でしたので、神戸市の補助金は
対象外でしたが、それでも主人さん、奥様がたまに来るお孫さんが
遊びに来た時に万が一、地震によるけが等をしてほしくないとの思いが、
耐震改修工事を行うきっかけでした。
N様の主人さん、奥様は家族思いの人柄がこちらにも大変伝わってきました。
こちらとしてもその思いに是非、協力したいと思うのが自然な流れでした。
壁補強もコボットや構造用合板を使用し、1階リビングに3ヶ所、
和室押入れに1ヶ所、2階洋室押入れに2ヶ所とありましたが、主人さん、
奥様のご協力もあり、問題なく無事に終わりました。
①ブレース、コボット取付け
※普段は目にされない小さな事柄1つを取っても
震災から建物を守る大事な要素なのです。
屋根工事も瓦屋根から軽量瓦のルーガ雅を使用しまして、軽量化にしました。
①施工前写真より。重厚感ある和瓦ですが、昔ながらの土葺きの為
建物への負荷は計り知れません。まずは瓦を外し、土を降ろす作業から始まります
③ルーフィング(防水シート)を敷き込み瓦を葺きます。
右図@瓦の棟(むね:屋根の頂部の事)も複雑に絡む大きな屋根でしたので、
職人さんの培った手仕事が随所に光ります。
④軽量瓦と侮るなかれ。「和」のイメージを保ちつつスッキリとした
仕上がりとなりました。
全ての工事が終わった時は、主人さんから
「安心感が全然違う、本当にして良かった」
との言葉もいただき、減災のお手伝いが出来ました。