日本は地震列島といわれるように地震が頻繁に起こっています。
最近でいえば新潟、長野を中心に新潟中越沖地震の被害に見舞われました。やはり、このような大地震によって住宅の倒壊は免れません。
建築基準法改正前の木造住宅では壁量不足から倒壊までに至っている場合が少なくない。阪神大震災でも、多くの木造住宅が倒壊し、亡くなられた被害者の死因としても八割が圧迫死とされている。今回、中越沖地震においても、住宅の倒壊で亡くなられており、高齢者の被害が目立ったように思う。
このことから、年代がら壁量不足の住宅に高齢者が住むことが多いように思われるので、被害を抑えるには対策が必要不可決である。その対策の一つとして耐震診断を進め、住宅の耐震化に、より一層力を入れていかないといけない。