今回もたくさんの市民のみなさんにご参加いただき有難うございます。
阪神・淡路大震災では、地震直後に命を落とした6434人のうち
死者の80%相当の約5000人は木造家屋が倒壊し、家屋の下敷きになって即死しました。特に1階で就寝中に圧死した人が多かったそうです。また2階建て木造住宅の場合、屋根瓦と2階の重みで、1階の柱が折れて潰れるケースが多かった。老朽木造建造家屋がなければ、死者は1/10になっていたと言われています。
地震大国に住む以上、私たちが地震から免れることは不可能と言っても過言ではありません。
耐震補強の政策や制度は、徐々に整備されてきましたが、それだけではなかなか普及が難しい。
恐ろしい予測を見て見ぬふりをせず、大切な家を、家族の命を守るために、今、何をすべきなのか、現場で活動する市民のみなさんを中心に熱く講演をしています。
皆様も機会がありましたら是非、一度、ご参加してみてください。
当日は岸和田市長は急用の為、副市長が代理でお見えになられました。
今回も弊社の代表である仲田が講師を勤めさせて頂きました。木造住宅の具体的な耐震診断と補強方法について講演致しました。
こちらは斉藤容子さんと言いまして国際連合地域開発センター防災計画兵庫事務所の研究員の方で中国・四川省大地震の被災地の体験談のお話でした。
そのほかにも、木造住宅の構造のしくみが分かる模型や地震・補強に関する資料なども展示してあります。