皆さんこんにちは。神戸支店の宮島です。
今年もあっという間に年末ですね。今回はお仕事と関係の無いお話を。
皆さま年末年始のお休みは何をされる予定でしょうか。
帰省・初詣・旅行など色々な過ごし方がありますが、我が家は毎年の元旦に初詣へ行かず、夫婦で映画を観に行きます。
ちょうど1日なので、映画は1000円の日。みんな初詣に行くので映画館はガラガラです。
帰省に合わせて妻のご両親が子供達の面倒を見てくれる事が多い為、2人で行ってこいと言ってもらえます。非常にありがたい事です。
今回はレンタルビデオ屋でのバイト経験がある宮島が”大作じゃないけど面白い”と思った映画をご紹介してみたいと思います。全て古い映画なので、是非このお正月休みに安く借りて、良い時間を過ごしてもらえればと思います。
【ストレイトストーリー】(1999年:ドラマ)
難しい話を好む監督なのですが、この映画は実話を題材にした普通のお話。
アメリカのアイオワ州に住む70歳を超えた老人が、長年絶縁していた兄の重病を知り、会いに行く事を決めます。しかしこの老人、杖なしでは歩けないけど足が悪く、また車の免許も無い。おまけバスにも乗れない。加えて誰にも送ってほしくない。
そこで彼の選んだ選択肢は、時速8キロの芝刈り機に乗り、兄の住むウィスコンシン州へ560キロかけて(大阪⇔東京の距離)兄に会いに行くというとんでもない話。
道中、様々な悩む人と出会いますが、彼の放つ言葉の一つ一つに家族の絆の大切さが詰まっています。
【閉ざされた森】(2003年:サスペンス)
ハリウッド界の「大杉漣」コト、出る映画は大作/駄作を問わない「サミュエル・L・ジャクソン」先生が出ています。この人アクが強すぎるので、何やっても「サミュエル・L・ジャクソン」なんですよね。トラボルタが主役なのか、サミュエル・L・ジャクソンが主役なのか…
そもそも「サミュエル・L・ジャクソン」て、何で「エル2回言わすねん」と思ってしまいます。流行りのブランド「マークバイマークジェイコブス」も何で2回言わすねん。
話がそれてすみません。ジャンルがサスペンスなので、中身は一切書ないでおきます。
きちんとドンデン返しが用意されていますので、安心して観てください。そして見事に引っかかっている自分を堪能してください。
【ザ・ダイバー】(2000年:ドラマ)
アメリカ海軍史上、アフリカ系黒人で初めて「マスターダイバー」と言う称号を得た実在の潜水士の話。差別に萎えず、障害に折れず、環境に腐らなかった人の話。
【デートウィズドリュー】(2004年:ドキュメンタリー)
人生、行動力が必要である事を実感させられる映画。
クイズ番組にて日本円で12万くらいの賞金を獲得した一般の素人である主人公が、その賞金を資金にして、子供の頃から憧れだったハリウッドの大スター女優「ドリュー・バリモア」と”ある期限までにデートする”というドキュメンタリー映画を作ります。
ただそのやり方がバカバカしく、元カノへ電話して自分の欠点を教えてもらう事から始まり、ドリューが出席するパーティーの入場券を偽造するなど「オイオイ大丈夫か?」とハラハラしてしまうバカバカしさと行動力。結局何をしても彼女と会えず、約束の期限が近づいて来るんですが…
【レスラー】(2008年:ドラマ)
とある時期、一世を風靡したプロレススターの二十数年後。ブームは去り、スーパーでバイトしながらプロレス興行を続ける日々。
年を取って体は傷み、現役続行も困難になってしまい、レスラーとして一度は捨ててしまった家族の事など、全うな人生を取り戻そうともするんですが…
主人公に救いがなくて万人受けしない映画です。しかし男の人なら主人公のラムが選ぶラストの”生き様”に熱い物を感じてしまうと思います。R指定(17歳未満視聴禁止)の作品なので、お父さん一人で見てください。
【壬生義士伝】(2002年:ドラマ/時代劇)
最後は邦画から。これが私の第一位です。
浅田次郎の原作小説「壬生義士伝」は、映像作品が2種類あります。主演が中井貴一と渡辺謙と有り、どちらも見ましたが軍配は圧倒的に渡辺謙です。私の中で中井貴一さんはコメディ向け役者ですから…
父として・夫として・男として・友として・子として・主従として。この作品には「八徳」以上の人間の美しい部分が全て詰まっています。
作中、何十と泣いてしまうシーンが襲ってきますが、私の一位は内藤剛志演じる大野次郎右衛門が母に会いに行くシーンでした。
いかがでしたでしょうか。知ってる作品もあれば、知らない作品もありましたでしょうか?
気になった作品があれば、私はDVDを持っていますのでお貸しする事もできます。
またご覧になりましたら感想を教えてくださいね。
それでは皆さま、今年一年お世話になりました。良いお年をお迎えください!