皆さまこんにちは。神戸支店の宮島です。
3月の上旬から中旬にかけて、奥さん実家のO様邸で、屋根と外壁を塗装しました。
建築業界に入るとたびたび耳にする
「身内だから安く」
「知り合いだから丁寧に」
と言う言葉。
「じゃあ身内や知り合いじゃない場合は…?」
と、ヒネた私は変な疑問が生まれます。だれが相手でも仕事の質は同じでないとダメだと思うのですが…
そんな訳で、今回使用しました塗料は、他のお客様にも全力でお勧めしています、超低汚染のリファインMF。
この塗料のメリットは別のブログでも重ね重ね説明していますが
「かなり汚れにくい(親水性による自浄作用+防カビ)」
「耐久性が高い(フッ素による高耐候性)」
「高い遮熱性(近紫外線の反射+付着した汚れの発熱を防ぐ低汚染性)」
本当に文句なしの塗料です。塗料選びが終わりましたら、後は粛々と日々の仕事と同じ内容を施すだけです。
外壁のモルタルも大事な耐震性のひとつ。大きなヒビ割れにはモルタルを詰め直す作業を行います。
塗装屋さんだけの工事だと、コーキングによるヒビ割れ補修を行う事がほとんどですが、コーキングの表面はツルツルの為、補修跡がミミズ腫れの様になります。外壁材に使われているモルタルと、補修に使われたコーキングは素人目に見ても硬さが違うのも分かりやすい所…(以下2枚の写真は弊社の施工写真ではありません)
また、今回の屋根塗装はカラーベストになりますので、縁切り部材のタスペーサーは必須です。
よく耳にする「カッターナイフによる縁切り」も一つのやり方だと思いますが、毛細管現象で屋根材の隙間に吸い上げられた塗料が生乾きだった場合、カッターナイフの縁切りを入れた後、カラーベスト同士がまた貼り付く可能性もあります。これは屋根塗装後の雨漏れ原因になりますので、キッチリと防ぎます。
上記文脈の意味がよく分からない人は、↓の動画をご覧下さい。意味が一発で分かります。
まずは屋根から。勾配が急なので、今回は吹き付けの塗装になります。写真は下塗り後の中塗りと上塗りです。
ベランダのヒビ割れも、屋根の有る無しに関わらず雨漏れの原因になる為、防水塗膜で覆います。
コンクリートむき出しの色が濃い部分は、左官職人さんによるヒビ割れ補修を行った場所です。
終われば外壁。養生後は下塗り材をたっぷり使い切り…
ひび割れ補修跡が目立たない様に、補修した場所へ周りの素地に付いている凹凸を加えた後、中塗りと上塗りを行います。
そして完成!!
↓
お義父さん、任せて頂いてありがとうございました。