皆さんこんにちは。
今年になって、初めて熱中症にかかってしまった、神戸支店の宮島です。
夏が来るたびに「今年は異常な暑さ」と言うフレーズが、ニュースで流れ続けています。またそれに伴う悲しいお知らせもあり、厚生労働省による熱中症による死亡者数の総計は毎年増える傾向にあります。
環境省の「熱中症環境保健マニュアル2018」によると、近年、真夏日(日最高気温が30度以上)、猛暑日(日最高気温が35度以上)の日数が増加傾向にあります。
2017年に熱中症で救急搬送された人の発生場所をみると、住居が全体の37%と最も多いそうです。
この統計データを見ると「定年を過ぎたら家に居る時間も増えるから当然だよなぁ」と言う事が一目で分かります。それは「家の断熱や遮熱に着目する事で熱中症も防げる」事へ繋がります。
今年の春先に、嫁さんの実家を遮熱塗料で塗装しました。
「百聞は一見にしかず」とはよく言ったもので、頭でいくら分かっていても、肌で感じた出来事には及びません。まずは一足先に帰省していた奥さんと、私のLINEやり取りを見て下さい。
嫁さんとのやり取りなので、私に対して歯に衣を着せていない所を汲んでもらいたいのですが、快適性はかなり変わった様です。
学生時代、二階が居室だった嫁さんは毎年この部屋から「あかん!」と叫んでいたみたいですね(笑)
お義父さんに聞くと「特に2階が過ごし易くなったんやけど、毎年と比べて3度以上は低いね。」と言っていました。
家屋の最上階は、屋根からの熱がかなり降りてきます。日射を一番受けているので当然です。その為、屋根真下の上階が暑くなってしまい、夏になると下階に在室している時間が増える理由となります。
クーラーを点けるにしても、35度の気温を27度にするよりは、31度の気温を27度にする方が消費電力も少なくなります。
室内の気温変化は窓が大半ですが、今回は薄くて熱を通しやすい屋根材(カラーベスト)への塗装による遮熱だった為、2階へ如実に効果が出たと言う結果でした。
しかし塗装で補える快適性も充分にあると言う事は今回よく分かりました。
皆さんも塗装をお考えの際は、ぜひ遮熱の塗料を選んでくださいね。