2013年05月30日
今年度助成金の受付が始まっています!
各自治体では、平成25年度の耐震改修助成金制度の受付が始まっています。
自治体によっては、受付開始と共に申込みが殺到して順番待ちとなっている所もあるようです。
大阪府下の自治体による、木造住宅に対する今年度の耐震改修助成金制度をいくつかご紹介したいと思います。
【大阪市】
「耐震診断のみ(耐震診断費補助制度型)」
・対象建物・・・大阪市内にある住宅(昭和56年6月以降に建てられた住宅を含む)。
・補助金の限度額・・・1戸につき最大45,000円
「耐震診断+耐震設計(耐震診断費補助制度型)」
- 対象建物・・・大阪市内にある住宅(上に同じ)。
- 補助金の限度額・・・耐震診断は、1戸につき最大45,000円
耐震改修設計は、1戸につき最大10万円
「耐震改修工事」
- 対象建物・・・大阪市内にある住宅(昭和56年6月以降に建てられた住宅を含む)で、
→耐震診断の結果、耐震性が不足していると判断されたもの
→建物所有者の年間所得が1,200万円以下
<対象となる耐震改修工事>
1.各階ともに上部構造評点を1.0以上とする耐震改修工事
2.各階ともに上部構造評点を0.7以上とする耐震改修工事
3.1階のみ上部構造評点を1.0以上とする耐震改修工事
4.寝室等の一部屋だけを補強する耐震改修工事(シェルター型)
- 補助金の限度額・・・1戸につき最大100万円
大阪市ホームページはこちらhttp://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/page/0000022473.html
【堺市】
「耐震診断」
- 対象建物・・・~に当てはまる建物
- 所有者自らが現に使用又は居住しているもの及び住宅所有者としての登記がされた
- 個人自らが居住予定の一戸建て住宅
- 昭和56年5月31日以前に建築工事に着手したもの
- 地上3階建以下のもの
- 木造と非木造の混構造は、垂直方向の混構造のもの
- 補助金限度額・・・診断士を市より無料で派遣
「耐震設計」
・対象建物・・・昭和56年以前の住宅
・補助金限度額・・・26万円
「耐震改修工事」
・対象建物・・・昭和56年以前の住宅で、
木造住宅の耐震診断と補強方法による診断が、評点1.0未満の建物
・対象となる工事・・・安全な状態にする補強工事若しくは建替工事又はシェルター設置工事
・補助金限度額・・・100万円
堺市ホームページはこちらhttp://www.city.sakai.lg.jp/city/info/_kaityou/taisin_kaishu.html
【河内長野市】
「耐震診断」
- 対象建物・・・昭和56年5月31日以前に建築された建物で現在使用中のもの
- 補助金限度額・・・診断費用の9/10と45000円のうち低い金額
「耐震設計・耐震改修工事」
- 対象建物・・・~にあてはまるもの
- 昭和56年5月31日以前に建築された建物で現在使用中のもののうち、
- 耐震診断の結果、評点が1.0未満の建物
- 建物所有者の申請時の合計所得が1200万円以下であること
- 対象となる工事・・・耐震改修技術者が行う設計で、評点を1.0以上に上げる工事
- 補助金限度額・・・60万円
河内長野市ホームページはこちらhttp://www.city.kawachinagano.lg.jp/kakuka/toshikensetsu/machidukuri/gyoumu/taishinshindan/index.html
大阪府下の自治体で、助成金制度を設けている中の一部をご紹介しました。
どの自治体も、年度内の予算により予定戸数が埋まり次第年度内の受付は終了となりますので、耐震診断・改修工事をお考えの方は、お早めにお申込み下さい。
当社では、耐震診断から設計・工事・申請までの全てを請け負わせていただいております。
お問合せはこちらまでどうぞ。