双子の育児に奮闘中の河口です。
先日松原市、O様邸の耐震改修工事が、無事に終了しました。
去年に診断した方ですが、今年に入りお客様から改修工事のご希望がありました。
O様は構造評点が0,7プランと1,0プランで迷われていましたが、今後まだまだ住んでいく事も踏まえ、そして家族様の安全を一番に考えると言う事て、1,0プランで耐震改修工事をしました。
O様のお家は平成10年という”まだまだ新しい”と思われている3階建の木造住宅でも、改修工事が必要な状態である事を耐震診断で痛感されて工事へ至りました。
O様邸は3階建の木造住宅でよく見かける”1階の正面が玄関と駐車場というパターンの建物で、平成12年以前の建物では正面玄関側に地震に耐える為の強い壁が少ない傾向にあります。そのため、南側と北側の耐震性の釣り合いが取れず「バランスが悪い=耐震性が低い」となってしまいます。
今回はその部分も解消させていただくために青矢印の部分、玄関の約2メートル前へ基礎を新設。
耐震補強部材も取り込んだ壁の新設工事を施工しました。
工事中はご家族様の多大な協力もあり、工事がとても順調に進み終了しました。
奥様からは台風でも建物が揺れるとご不安でしたが、今回の工事で、大変喜ばれていました。
皆様ももし、似たような住宅にお住まいでしたら、一度、ご家族で診断をお受けになる事もご検討してみてはいかがでしょうか。これからの色々な来るであろう災害に準備しましょう。