皆さまこんにちは。神戸支店の宮島です。
2月の1日より、吹田市T様邸にて補助金80万円を利用した耐震工事を進めています。
T様邸は耐震診断へ伺った際、屋根の漆喰が傷んでいる状態でした。
このままでは、屋根を支えている葺き土が風雨に晒されて、変形する事で、屋根瓦への2次被害が進んでしまいます。
昔ながらの陶器瓦は現在リリースされているどの瓦よりも寿命が長いものの、長期的なメンテナンス費用がかかってしまいます。
T様邸は今年で築41年になりますが、適切なメンテナンスを施されている為、内部の木材の状態に問題はありませんでした。
しかし旧い基準で建てられている建物の為、今の基準に照らし合わせると玄関側にかかる地震の揺れがかなり強くなる状況でした。
実際に弊社の診断ではこの様に仮装の家を建てて地震が今お住まいの家に与える被害を考えます。
今回行なっている工事は二つです。
①屋根の葺き替え
→家にかかる地震の力を軽減
②壁のバランス強化
東西と南北に向いているの壁の強さを均一化し、地震に対しての強化を図ります。
下の写真は赤矢印の補強個所の流れを撮影しています。
明日はクロス貼り。もうひと頑張りで終了です!