皆さんこんにちは。神戸支店の宮島です。
今回、明石市のAさま邸で土葺き和瓦から遮熱効果抜群の「コロニアル遮熱グラッサ」への葺き替え工事を行いました。
耐震診断に伺った際、A様は家が古くなった為、どういった対処が必要なのか悩んでらっしゃいました。
弊社の耐震診断は耐震性だけでなく、お家全体を総じて診断していく為、必要なメンテナンス、不必要な工事をきちんと判定しご説明する事が出来ます。
例えば、湿気が多い場合↓
湿気が少ない場合↓
基礎補強が必要な場合↓
基礎の補強が不必要な場合↓
なども機械を用いて客観的に判断します。
この度Aさま邸では白蟻除けの薬効が完全に切れていました。
まず最初に白蟻防除の工事を行いますが、床下へ入るので大きな基礎ヒビも「炭素繊維シート」を使って部分的に補修しました。
また、40年ほど家族の思い出を守って来た屋根瓦も合わせて葺き替えする事に。
奥様曰く
「私も高齢だから、居なくなって子供に家を渡した時に、ボロボロの状態で渡されても困るだろうし」
との事で、手付かずでそろそろ寿命が近づいている屋根だけは変えておきますと言う事で、合わせて工事を進める事になりました。
今回選んでいただいたのはカラーベストの中でも遮熱性が高い
「コロニアル遮熱グラッサ」
中でも一番遮熱性が高い「クールホワイト」にしました。
本来、和風の家には合わせ辛い白色カラーベストの選択ですが、Aさま邸は3件並びの真ん中で、周りから屋根の色が見え辛い場所にありますので、色についてはお構いなしとの事。
「カラーベスト=暑い」と言うイメージですが、屋根裏に断熱を仕込まなくても表面温度が19度も下げる効果がありますので、2Fで就寝されている奥様へも打ってつけでした。
では早速始めていきます。
まずは足場を立てて…
続いてイケメン親方の瓦脱がせ…
下地を強くて固い下地に打ち替えて…
命名にセンスを感じる防水シートを貼り付けて…
瓦を下から葺いていきます。
足場を取ったら波板を取り付けます。
そして完成!
これで2Fの夏は涼しく、お家も良い形のまま残せますね!
A様、ありがとうございました!!