今回は、太陽光温水器のお話しです。
一時期、すごく流行しました太陽光温水器。主にプロパンガスが使われてる地域でよく見かけます。ガスの代わりに太陽の光を利用し、お湯を沸かす。ガス料金の節約になるので、皆さんのご家庭でも重宝されているかもしれません。
今回、その太陽光温水器の撤去の依頼がありましたので、それを記事にしてみたいと思いますが、
まず撤去に至った過程は、もうすでに故障していて使われていないという事でした。配管も外されており、現在はただの屋根の重石の状態。
特にお家の方の生活に支障をもたらすものでは無かったのですが、耐震診断を通じて、屋根の重量という重要性を認識していただきました。過去の記事にもありましたが、耐震性でいいますと、屋根や壁の重量が重いと「不利」になります。
特に今回のお家は、土を敷いての和瓦で、かなりの重量があります。そこへ太陽光温水器が載っているわけですから、さらに家への荷重がかかります。
ちなみに太陽光温水器自体の重量は、各メーカー多少の差はありますが、自重で100kg~200kgあります。さらに200リットルほどのお湯を貯めますので、300kg~400kgもの重量が、その一点にかかります。
皆さんも、「すでに故障した」「もう必要がない」「耐震性を重要視する」とお考えでしたら、出来るだけ屋根は軽量化した方がいいですから、太陽光温水器の撤去をするのも、いいのではないでしょうか。
またこういった小さな工事でも、お気軽にご相談ください。
太陽光温水器の撤去作業
撤去完了。