先日、大阪狭山市役所にて住まいの耐震化のすすめについての市民フォーラムが行われました。
私も、所属する協会(人・家・街安全支援機構)のお手伝いで、市民さんからの相談受付の相談員として参加させて頂きました。
沢山のご参加、有難うございました。
仕事がら、震災被災者の体験談をお聞きする機会が多くなります。
今回のフォーラムでも、実際に阪神の震災時に木造の二階が落ちてきて、下敷きになったけど、運よく救出されて助かったという、ご夫婦の体験談をお聞きました。
備えあれば憂いなし!!
地震に備えてこうしておくべき、と知ってはいても、やらずに済ませてしまう、わかってはいるけど、まあ今やらなくてもいいか……というお話は数多くお聞きします。
身の回りを見回してみても、あの家具は高いところに置きすぎだな、あれだけは固定してないな、といった物はありませんか?
家族などから「あれは危ないぞ」と言われていても、ついそのままになっていて、いざ地震にあって後悔していまいます。
今回のような耐震フォーラムは、こういう時代ですから各市町村、各団体等で数多く行われています。皆さんも度々お聞きするとは思いますが、
こういった体験談で防災意識が高まったら、その気持ちを忘れないうちに、より教訓的な資料に目を通して、何か行動に移したいところです。
少なくとも、地震対策でやっておいて間違いないのは、家具の固定や配置の見直しなどでしょう。特に寝床周辺は要注意です。
そこまで時間がかかる作業でもないので、時間をつくって家中やってしまってはどうでしょう。それもできるだけ早めの着手をお勧めします。次の災害の一日前は、今日かもしれないのですから。