弊社で実際に受注した事例をもとに、それぞれの工事・リフォームにかかる金額の相場をご紹介いたします。予算を検討する際の参考にしていただければと思います。
正確な金額を知るためには、現場の下見が必要となります。見積もりは無料となっておりますので、まずは金額が知りたい方、ご自宅にどのような耐震工事・リフォームが必要なのか知りたい方はお気軽にご相談ください。
耐震工事の費用の目安
耐震工事では、壁や基礎の一部を解体して補強する費用に加え、現状回復のための内装リフォーム費が必要となります。耐震工事のみだと、一箇所当たり、平均で25万〜30万円程度になります。
耐震工事をきっかけに、家の老朽化した部分をリフォームして快適に暮らしたいと考えるお客様が多く、上記の耐震工事の費用に加え、クロスの張替えや建具の交換費用が発生しています。
耐震工事といっしょにお家のリフォームをする場合、そういった料金も補助金でまかなうことができます。
費用の一例
事例1:耐震工事と玄関のリフォーム
内装リフォーム 54万円
補強2ヶ所(ダイライト・構造用合板張り)、基礎新設約1m
事例2:耐震工事と玄関のリフォーム
内装リフォーム 62万円
壁補強3ヶ所(コボット・構造用合板張り)、基礎新設約2m
事例3:耐震工事と浴室のリフォーム
内装リフォーム 124万円
耐震補強詳細:壁補強2ヶ所(構造用合板張り)、基礎補強約3m
事例4:耐震工事とクロスのリフォーム
内装リフォーム 49万円
壁補強5ヶ所(ダイライト・コボット・構造用合板張り)、基礎新設約1m
耐震シェルター設置費用の目安
耐震シェルター自体の価格の他、運搬費用や施工費を含めた平均はこのくらいになります。内部をクロスや畳で仕上げるなどのオプションもあります。
屋根のリフォーム費用の目安
屋根のリフォームは、屋根塗装をするのか、屋根の葺き替えをするのかで大きく値段が変わります。
屋根の塗装
屋根の塗装の場合、屋根の広さと使う塗料の質によって値段が異なります。弊社で行った屋根塗装の実績では、平均40万〜60万(足場代金含む)くらいの予算になることが多いです。
上記工事費用には足場の設置料が含まれていて、そちらを除くと平均価格は15万〜20万くらいになります。
もし、外壁の傷みが目立つようであれば同時にリフォームすると、別々に足場を組むよりもずっと費用を節約することができます。
屋根の葺替え
屋根材の葺き替えは、屋根の傾斜角度(勾配)によって足場の不要なケースもありますが、足場を組んだ上での屋根の葺替え工事金額は150万〜250万程度の金額になることが多いです。
陶器の瓦屋根からの葺替え工事の場合、瓦の処分費用なども必要になるため、全体の金額は高くなる傾向にあります。スレート屋根等については、「カバー工法」という、今ある屋根の上から新しい屋根材を施工するメンテナンス方法もあります。既存の屋根を撤去しない分、費用を抑えて工事が可能です。
費用の一例
事例1:屋根葺替え(軽量屋根瓦 ルーガ雅)
軽量瓦に交換、雨漏り修理、既存の土瓦の撤去・処分
事例2:屋根葺替え(軽量屋根瓦 ルーガ雅)
軽量瓦に交換、既存の土瓦の撤去・処分
外壁塗装の費用の目安
外壁塗装では、塗装する面積と塗料の種類で大きく値段が変わりますが、平均的な総額はこのくらいになります。
料金の内訳は、足場などの設備費・職人さんの人件費+塗料の代金となります。価格の差が出るのは塗料の部分のみですので、良い材料を使ったとしても、全体の価格が大きく変わるわけではありません。予算が許す範囲で、できるだけ良い塗料を使ったほうが耐用年数も長くなり、結果的に無駄が少なくなります。
事例1:外壁塗装と屋根の葺替え
屋根葺替え 80万円
外壁はセラミック塗料仕上げ、屋根はガルバリウム屋根にカバー工法で葺替え
基礎補強工事、湿気調整、シロアリ駆除・防除の費用の目安
床下、基礎・シロアリの工事には、主に「基礎補強工事」「シロアリ駆除・防除」「断熱」の3種類があり、工事の内容により値段が変わります。
基礎補強工事
シロアリ駆除・防除
床下の調湿
基礎補強工事は、耐震などを目的として、住宅の基礎を強化する工事になります。お家の基礎を確認した結果、鉄筋が入っていないコンクリート基礎であれば、新たに鉄筋コンクリート基礎を増し打ちする方法や、炭素繊維シートを施工して強度を出します。
シロアリ駆除(防除)の工事では、床下を確認してシロアリの被害があれば、駆除(防除)用の薬を散布します。
木部には穴をあけて中に薬を注入し、その後、土壌部分へも薬の散布を行います。
シロアリ防除においては、駆除・防除共に1平米 2,500円が標準価格となりますので、1階の面積で算出すると料金がどのくらいになるのかお分かり頂けます。
また土壌部分への薬剤散布には、湿気対策も兼ねた“乾くと固まる薬”を含んだ樹脂を散布して、土から湿気やシロアリその物が上がってこないような方法もあります。
床の断熱工事では、床下に断熱材を施工します。冬場の床近くの温度が8度近くも上昇するという調査結果もあり、特にフローリングの床の家の方は効果を感じやすいと思いますので、足元の冷たさにお困りの方は、床の断熱工事をご検討ください。