耐震シェルターは、手軽にできる地震対策として注目されています。住宅の一部にシェルターを設置することで、地震で建物が倒壊しても安全に避難できる空間を作ることができます。
いま住んでいる自宅の一室に設置し、生活しながら工事ができるため、一般的な耐震工事に比べて工期が短く、価格を抑えて耐震工事をすることができます。
設置は簡易ですが、十分な強度があり、住宅の2階が崩落してきてもシェルターには全く影響がありません。
耐震シェルターを設置するメリット
費用を抑えて耐震工事ができる
一般的は耐震補強工事の平均価格は220万円くらいになりますので、経済的な理由で耐震工事をためらってしまう方も少なくありません。特に高齢の方の場合、いつくるか分からない地震に備えて、大掛かりで高額な工事をするのは難しいと思います。
しかし、自宅が倒壊するかもしれないという不安を抱えたまま、生活を続けるのはとても心細いものです。
その点、耐震シェルターは設置費用が安いので、金銭的な負担が少なく安全を手に入れることができます。
工事期間が短いので生活に影響が少ない
耐震シェルターは施工が簡単なため、1日〜2日程度で工事が完了します。
既存の木造住宅の1階の部屋を利用し、必要があれば床を補強した後、室内に運び込んだ柱や壁を組み立てて完成です。部屋の中に、もうひとつ小さい部屋を作るようなイメージです。そのため、普段の生活を続けながら工事ができるので、期間中の住み替えなどの必要がありません。
耐震シェルターを設置する時の費用の目安
耐震シェルター自体の価格の他、運搬費用や施工費を含めた平均はこのくらいになります。
内部をクロスや畳で仕上げるなどのオプションもあります。
屋根の耐震補強 リフォーム事例
事例：シェルター設置 費用 110万円 (自己負担 0円)
大阪狭山市で耐震シェルター（剛健）の設置工事をさせて頂きました。
耐震診断を受けたけれど、耐震設計も改修工事も金額が高くてできない。でも、ご高齢のため家の安全性が気になるということでしたが、そんなお声にお応えできる、命を守るための工事となりました。
シェルター（剛健）46万円（設置費込み）＋床補強工事44万円＋諸経費＋運送代＋消費税＝110万円（税込み）の価格ですが、事前に補助金申請をしっかりさせて頂き、110万円の補助金交付決定通知がおりました。（工事前の事前申請が必要）
その結果、なんとお客様のご負担は「0円」となり、完成後はご夫婦で喜んで頂けました。
土台組み
天井完成
壁施工中
クロス仕上け
シェルター完成
耐震シェルターのおすすめ商品
補助金・バリアフリー対応シェルター剛建
剛健は、簡易に設置ができる耐震シェルターです。地震で家が倒壊しても、圧死から命を守ります。四方に出入り口があるため、倒壊時に逃げ道を確保しやすく、採光にも優れています。内部も広く設計されており、シングルベッドを2つ入れても余裕があります。
助成金に対応しているから、自己負担0円も可能
剛健の設置においては、行政からの補助金を利用することができます。弊社の事例でも、工事費用の全額に補助金を利用し、自己負担0円で設置も可能です。
補助金の金額については市町村によって異なります。利用を検討される方は、弊社までお気軽にご相談くださいませ。お住まいの地域で利用できる補助金の状況をお調べいたします。